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書籍感想「催眠をはじめるときに知っておきたかった101のこと」

少しブログのテンプレート整理をしたついでに、最近読み返した書籍の感想を書いてみます。
今回はタルパネタではなく催眠系の話。


「催眠をはじめるときに知っておきたかった101のこと」は、医師であるダブニー・ユーウィン氏によって書かれた、催眠治療に寄った誘導手法のテクニック集です。

早速ですがこちらの本、万人にはお勧めできません。
というのも、この本は催眠のかけ方などについてはあまり触れられていないのです。
教本と言うより、「催眠を既にある程度知っている人のため」の本になります。

実はこちらの本、かなり前に購入して一度読んでおり、その時は面白いことが書いてあると思いつつ、あまり興味を抱きませんでした。
しかし最近本棚の整理をするために、処分するつもりで読み返したのですが、催眠の知識を得た分、この書籍のテクニックが痛いほど身にしみてきました。
催眠を覚え、色々な方を聞いたからこそ、納得できることが多く書いてある中~上級者向けの本でしょう
ただ、1項目につき1~2ページ程度の簡素な言葉でまとめられており、複雑な用語もあまり多くありません。書籍自体は、手軽に読めるような内容だと思います。


著者は被験者に対する言葉の使い方を非常に重視しています。
例えば、被験者の潜在意識を探るとき、「あなたが問題だと思っていることはなんですか」と質問すると、大抵の被験者は「症状」のリストを返答します。
しかしながら、心の治療においては、表面的な症状のみでなく、その根幹にある感情を探らなくてはなりません。
そこで「困りごと」という言葉を使うことで、被験者が最も「なんとかしたい」ことへの回答に誘導するのです。

また、著者は退行催眠から被験者を目覚めさせる時、「今日に戻る」という言葉は使いません。
なぜなら、「退行した人格」にとって、「今日」とは「退行した時間」のことであり、混乱が生じる可能性があるからです。
そこで著者は、何月何日何時に、どの場所にいる、というところまで具体化することを推奨しています。


その他にも、誘導者の態度、被験者の知識、なまりに至るまで、本当に微細なことまでが催眠に影響を及ぼします。
それは催眠状態にある被験者が、どんなにぼんやりしているように見えても、非常に集中し、普段気づかないような事柄にまで無意識に受け取っているからに他なりません。
誘導者側が嘘をついていれば、被験者は無意識下で必ず気づき、催眠に良くない影響を及ぼす場合すらあります。
誘導者側も被験者側も、催眠のセッションを行う際は、互いに誠実である必要があるのでしょう。

この本は、催眠における誠実さとはなにかを考えさせる1冊でした。


一つ残念なのが、こちらはあくまで外国で描かれた書籍の翻訳のため、日本語に当てはめた時、必ずしも適切な誘導法とは限らないこと。その辺りは著者の真意を理解し、日本語でチューニングする必要があるかと思います。

催眠をはじめるときに知っておきたかった101のこと

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